こんにちは、YaaRuuです!
何かをしていて「もうだめだ~」とか「もう取り返しがつかない~」という状況になったことはありますか?
以前の状況に戻ることができたら良いのに。。と思ったことはないでしょうか?
そんな時に役に立つのがバックアップとなります。
WordPressで記事を書いていると似たようなことがあります。
- いろいろな設定をしていくうちに元に戻せなくなってしまった
- トラブルなどで記事のデータが消えてしまった
など
これらの状況が発生した場合、1記事だけ投稿していれば精神的なショックも少ないのですが、これが頑張って10記事投稿した後に発生してしまった場合は考えたくもないですね。。
そのような場合の対策としてプラグインを利用します。それが「BackWPup」プラグインとなります。
今回は記事を書く前に行うWordPressバックアッププラグインの設定を記事にしております。
もしお役に立つような情報があれば幸いです。それではどうぞよろしくお願いいたします。
1. プラグイン情報
プラグインの情報は次の通りです。プラグインを追加する際のキーワードで利用します。
- プラグイン名 : BackWPup
- 作者 : Inpsyde GmbH
2. BackWPupプラグインの有効化
WordPress管理画面左側のプラグイン①を選択し新規追加②をクリックします。
右上にあるキーワード – プラグインの検索…のテキストボックス③に「BackWPup」と入力します。
※大文字や小文字、スペースなども検索対象に含まれます。
そのためもし検索結果が上手く出てこない場合は、文字の見直しや作者の文字列を入力してみてください。
(作者の文字列 : 今回は「Inpsyde GmbH」となります)
キーワードを入力後④、検索結果が出てきます。
出てきたプラグイン名と作者⑤がプラグイン情報と同じであることを確認して、今すぐインストールボタン⑥を押します。
※今回はプラグイン名の後ろに「 – WordPress Backup Plugin」と表示されておりますが、インストールしたい対象のプラグインであるため気にしないでください。
インストールできましたら有効化ボタン⑦を押します。
BackWPupへようこそ画面が表示されましたら、プラグインの有効化が完了となります。
3. バックアップの設定
WordPress管理画面左側のBackWPup – 新規ジョブを追加⑧をクリックします。
バックアップジョブの名前を入力⑨します。特にこだわりがない場合はバックアップする頻度や日時を付けるとわかりやすいです。
参考画像では、毎週日曜日の2:00にバックアップを取ろうと考えたため「week_sum_0200」と名前を付けました。
(日曜日なのに誤ってsu「m」と付けておりますが気にしないでください)
画面を下にスクロールしアーカイブ形式でTar GZipを選択⑩し、バックアップファイルの保存方法でフォルダーへバックアップ⑪にチェックを入れます。
画面を下にスクロールし変更を保存ボタン⑫を押します。
ジョブ <設定したジョブ名> を保存しました。と表示されることを確認します。
次にスケジュールの設定をします。
スケジュールタブ⑬をクリックしジョブの開始方法でWordPress の cron⑭を選択します。
ざっくり補足 : cronとはアラームのように指定した時間になるとプログラムを実行してくれるものです。
スケジューラーでバックアップを実行する時間を決めます。
画面を下にスクロールしタイプや時、分を選択⑮し変更を保存ボタン⑯を押します。
ここでは毎週日曜日の午前2時0分に実行するように設定しています。
もし自分の中でブログを投稿する日時を決めているのであれば、投稿後にバックアップするようなスケジュールが良いかと思います。
(毎週月曜日の21時に投稿するのであれば、バックアップは毎週月曜日の21時15分に実行する。など)
画面上部にジョブ <ジョブ名> を保存しました。と表示されることを確認します。
宛先: フォルダータブ⑰をクリックしてバックアップを格納するフォルダーとファイルを削除⑱を確認します。
ここではファイルを削除(フォルダー内に保持するファイルの数)の値が15となっています。
そのため今回の例だと、
・毎週日曜日の午前2時0分に実行 × 15ファイル保持
⇒ 最大で15週間前の日曜日2時0分の時点に戻すことが可能
となります。
自分の投稿スタイルに合わせてバックアップのスケジューラーやファイル削除の値などを設定してください。
4. バックアップの実行
試しに手動でバックアップを実行してみます。
WordPress管理画面左側のBackWPup – ジョブ⑲をクリックします。
作成したジョブ名の下に表示される今すぐ実行リンク⑳をクリックします。
ジョブが完㉑したことを確認します。
また前回の実行がクリックした時間となり、次回の実行がスケジュールで指定した時間㉒になっていることも確認します。
5. バックアップファイルのダウンロード
バックアップファイルは基本的にサーバ上(今回はConoHa WINGを利用しているためConoHa WINGサーバ上)に存在します。
全てにおいてですが絶対にトラブルが発生しない保証はないため、気になった時で良いので念のため自分のパソコンにもバックアップファイルをダウンロードしておきましょう。
サーバ上と自分のパソコンの両方にバックアップが保存されていれば、いざトラブルがあったとしても以前の状況に戻せる確率が上がります。
WordPress管理画面左側のBackWPup – バックアップ㉓をクリックします。
ダウンロード対象とする時間のファイル下側に表示されるダウンロードリンク㉔をクリックします。
名前を付けて保存画面が表示された後、自分の好きな場所(管理しやすい場所)を選択し保存ボタン㉕を押します。
保存されたファイルを確認します。
これでバックアップの設定とダウンロードは完了となります。
バックアップを取ったとしても、いざそれで元に戻せないと悲しいです。
バックアップの戻す方法については記事ができ次第リンクを貼ります。
今回は記事を書く前に行うWordPressバックアッププラグインの設定について記載しました。
次回もそれぞれのプラグインの設定方法について記載します。
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